発展途上国への長期出張時の持ち物リスト2020年版

アフリカで4年間、中東で2年間の長期滞在経験を持ち、
現在も一年の約半分を発展途上国で過ごしている私が、
アジアやアフリカ等への長期出張や長期滞在の際に実際に持って行っているものをリストにまとめてみましたので、
よかったら参考にしてください。

詳しいことはリストの下で説明しています。

<パスポート、現金、クレジットカードなど>
●パスポート
●ビザ
●現金(米ドル)
●クレジットカード(VISA)
●航空券eチケット
●プライオリティ・パス
●英語の名刺

<電化製品など>
●ノートPC(長時間バッテリータイプ)
●電気コンセント変換プラグ(BFタイプ、Cタイプ)
●USB、 iPhone充電コード
●電池(単3、単4)
●電源延長コード(海外対応)
●HDMIケーブル
●イヤホン
●モバイルプリンター、インクカートリッジ、A4用紙
●スマートフォン(SIMフリー)
●スカイプ会議用マイクスピーカー

<健康管理>
●体温計
●蚊除けスプレー
●常備薬(解熱鎮痛剤、胃腸薬、下痢止め、睡眠薬)
●サプリメント(ミネラル、ビタミン、乳酸菌)

<食品など>
●IHクッカー、鍋
●ボウル、スプーン、はし
●食器洗いスポンジ
●インスタントコーヒー、コーヒーフレッシュ
●カロリーメイト
●ポカリスエット(粉末タイプ)
●パックご飯、インスタントカレー、ラーメン

<身だしなみ道具>
●爪切り、ハサミ、毛抜き
●歯ブラシセット
●携帯用シャンプー
●洗濯ロープ
●携帯ウォシュレット
●ドライヤー(海外対応)
●電動髭剃り
●ティッシュ、ウェットティッシュ

<洋服など>
●クロックスサンダル
●スーツ、半袖ワイシャツ、ネクタイ
●スーツ用Tシャツ、靴下、革靴
●黒ズボン、半袖シャツ、ジャケット
●寝巻き用Tシャツ、パンツ、靴下
●ネックピロー
●飛行機用スリッパ

<娯楽用品>
●ダウンロード動画(Netflix、Amazonプライムなど)
●ニンテンドーSwitch
●本(地球の歩き方ほか)

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以下に詳しく説明します。

<パスポート、現金、クレジットカードなど>

●パスポート
海外に行くには絶対必須のパスポート。
残りの有効期限が短いと入国できない国もあるので念のため確認しておきましょう。

●ビザ
日本のパスポートは非常に便利で短期間であればビザなしで入れる国も多いですが、
渡航する国にビザが必要かどうか必ず確認しましょう。

●現金(米ドル)
日本円は両替できない国も多いので米ドルに両替して持っていくようにしましょう。
少し多めに持っていると安心です。

●クレジットカード(VISA)
クレジットカードがあれば現金を両替しなくても支払いができて楽です。
どこの国でも使えるVISAがおすすめ。

●航空券eチケット
空港ではeチケットがなくてもパスポートだけでチェックインできますが、
乗り継ぎの時間やフライト変更の条件などを確認することが多いので、
印刷してもっておきましょう。

プライオリティ・パス
プライオリティ・パスを持っていると世界のほとんどの空港でラウンジが使えます。
乗り継ぎで長時間空港で過ごす可能性がある人には必須のカードです。
クレジットカードに付帯して手に入れることができますが、
その中では楽天プレミアムカードが年会費が一番安くおすすめです。

●英語の名刺
英語で書かれた名刺をもっていくのを忘れがちですが、
ビジネスでは必須なので必ずもっていくようにしましょう。

<電化製品など>

●ノートPC(長時間バッテリータイプ)
ノートPCは出張に必須です。
発展途上国の出張は移動が長かったり停電が起きたりするので、
バッテリーが長持ちするタイプを持っていきましょう。
私の経験では丈夫で電圧変化にも強いレッツノートシリーズがおすすめです。

●電気コンセント変換プラグ(BFタイプ、Cタイプ)
最近は高級ホテルだと日本のコンセントプラグに対応していますが、
電気コンセントの変換プラグは必須です。
イギリス式のBFタイプフランス式のCタイプのどちらかであることが多いので、両方持っていると安心です。

●USB、 iPhone充電コード
ふだん使っているUSBとiPhoneの充電コードを忘れずにもっていきましょう。

●電池(単3、単4)
電池は急に必要になることがあるので、
日本にいる間に百均で買ってもっていきましょう。

電源延長コード(海外対応、USB差込口付)
電圧200V以上でも対応できる海外対応で、USB差込口付の電源延長コードがあれば便利です。
これと電気コンセント変換プラグ が一つあればどこの国でも安心です。

●HDMIケーブル
ホテルのテレビとPCやスマートフォンをつないで動画を観たりするのに便利です。

●イヤホン
飛行機の中や長時間の移動時に音楽を聴いたりすることも多いので、
忘れずに持っていきましょう。

●モバイルプリンター、インクカートリッジ、A4用紙
出張中は資料の印刷が必要になることも多いですが、ホテルでプリンタが使えなことも多いので、
できればモバイルプリンターとインクカートリッジ、A4用紙を持参することをおすすめします。
モバイルプリンターの選択肢は少ないのですが、CanonのPIXUS iP110が使い勝手がよいと思います。


●スマートフォン(SIMフリー)
発展途上国では現地の通信会社のSIMカードが安価で手に入り、
日本の電話番号から国際ローミングで通話したり、日本からポケットwifiをもっていってインターネットにつなぐよりもはるかに安いので、
SIMフリーのスマートフォンを一台持っていくようにしましょう。

●スカイプ会議用マイクスピーカー
海外出張中は日本や他の国の同僚とスカイプで会議をすることも多いです。
ただでさえあまりよくないネット環境でストレスを抱えることも多いので、
持ち運びに便利で音声品質も高いヤマハのマイクスピーカーYVC-200がおすすめです。

<健康管理>

●体温計
海外では食中毒などで急に熱を出すことも多いです。
マラリアなどの感染症は早期発見しないと命にかかわるので、
体温計は必ず持参するようにしましょう。

●蚊除けスプレー
発展途上国ではマラリアやデング熱などの蚊が媒介する感染症が蔓延していることも多いです。
それがなくても蚊が多く刺されて不快な思いをすることも多いので、蚊除けスプレーは持っていくようにしましょう。

●常備薬(解熱鎮痛剤、胃腸薬、下痢止め、睡眠薬)
常備薬は人それぞれかと思いますが、 解熱鎮痛剤、胃腸薬、下痢止めは最低限持っていくようにしましょう。
時差ボケが酷い人は病院で睡眠薬を処方してもらうことをおすすめします。

●サプリメント(ミネラル、ビタミン、乳酸菌)
発展途上国では栄養が偏ることが多いので、
足りない栄養素を補うためにサプリメントを持っていた方がよいです。
おすすめはミネラル、ビタミン、乳酸菌です。

<食品など>

●コンパクトIHクッカー(トラベルクッカー)
長期出張の場合、ホテルの部屋に調理器具がないと最も困るのが食事です。
最初はホテルのレストラン等で済ませますが、すぐにメニューに飽きますし、お金もかかってしまうので、
携帯用のトラベルクッカーを持参することをおすすめします。
トラベルクッカーはいくつかありますが、必ず海外対応(電圧200V以上で使える者)を選びましょう。
少し重いですが、以下のものが使いやすくておすすめです。
シービージャパン IH クッキングヒーター


● 食器類
トラベルクッカーを持っていくのであれば、鍋、どんぶり、はし、スプーン、食器洗いスポンジなどの食器類を一緒にもっていきましょう。

●インスタント食品
トラベルクッカーで調理できるパックご飯、インスタントカレー、インスタントどんぶり(牛丼、親子丼、中華丼など)、麺類(ラーメン、そば、うどんなど)をもっていきましょう。

●スポーツドリンク(粉末タイプ)
食中毒などでお腹を壊したときはスポーツドリングがあると貴重な栄養補給源になります。
粉末タイプをスーツケースに入れておくようにしましょう。
おすすめは定番のポカリスエットです。

●カロリーメイト
発展途上国では移動中など、いつでも食事する場所が見つかるわけではないので、
かばんの中にカロリーメイトを入れておくと、お腹が空いたときにすごく助かります。

●コーヒー、コーヒーフレッシュ
コーヒーや紅茶はホテルの部屋に置いてあることも多いですが、
長期滞在だと足りなくなるので、よく飲む人は自分でももっていきましょう。

<身だしなみ道具>
●爪切り、耳かき、ムダ毛処理ばさみなど
長期滞在の場合はこれらの身だしなみ用品も必須です。

●歯ブラシセット
ホテルの部屋に置いてあることも多いですが、
海外の歯ブラシは大きくて日本人の口の大きさに合わないことも多いので、
日本で旅行用の場ブラシセットを買って持っていきましょう。

●携帯用シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
ホテルの部屋に置いてあることも多いですが、
海外のシャンプーは髪がカピカピになって髪に合わないことも多いので、
日本で旅行用の小さなボトルを買って持っていきましょう。

●洗濯ロープ
長期滞在になるとホテルの部屋で自分で洗濯することになります。
その際一番困るのが洗濯物を干す場所ですが、洗濯ロープがあるととても便利です。
普通の洗濯ロープだとロープがたわむと洗濯ものがずれて真ん中に集まってきてしまうので、
クリップの位置を固定できるタイプのものがおすすめです。


●携帯ウォシュレット
ふだん日本でウォシュレットを使いなれていると、
海外で紙でお尻を拭いたときにお尻が痛くなったり、衛生面でも気になります。
また、お腹を壊して頻繁にトイレに行く場合はウォシュレットが必須になるので、
携帯型のウォシュレットを持っていくようにしましょう。
パナソニックのハンディ・トワレがおすすめです。


●ドライヤー(海外対応)
ドライヤーは高級ホテルだと必ず置いてありますが、
中級クラスのホテルやロッジ等にはないことも多いので、
必要な人は海外対応のものを探して持っていきましょう。
ヴィダル サスーンの海外対応ヘアドライヤーがコンパクトでおすすめです。


●電動シェーバー(髭剃り)
髭剃りは電動シェーバーが便利です。
パナソニックのラムダッシュは使い心地もよくバッテリーも長持ちするのでおすすめです。


●ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
発展途上国ではトイレに紙がないことが多いので、
常にポケットティッシュを持っているようにした方がよいです。
ウェットティッシュも食事のときなどに重宝するので、
常にかばんに入れておくようにしましょう。

<洋服など>

●正装
ビジネスの出張では現地でクライアントに会うことも多いと思うので、
正装のスーツ、ワイシャツ、ネクタイ、革靴は忘れずにもっていきましょう。

●携帯用スリッパ、サンダル、ネックピロー
長時間のフライト中やホテルでの滞在中は靴で過ごすのも足が窮屈なので、
携帯用のスリッパやサンダルをもっていきましょう。
サンダルはホテル滞在中にちょっとした買い物にも出かけられるよう、
外出時にも履けるようなものがおすすめです。
また、フライト中に首が安定せず寝れないという人はネックピローを持参することをおすすめします。

<娯楽用品>

●ダウンロード動画(Netflix、Amazonプライムなど)
発展途上国では日本ほど娯楽がないので、空いた時間に観れる動画を持参するとよいです。
インターネット環境もあまりよくないので、
予め日本でNetflixやAmazonプライムの動画をPCなどにダウンロードしておくのがおすすめです。

●ゲーム機
ニンテンドーSwitchなどの携帯もできるゲーム機は出張時の娯楽としてちょうどよいかと思います。

●本
本はけっこう重いですし、読み終えるとただの荷物になってしまうので、
空港で過ごす時間などの最低限の時間つぶしぐらいがよいと思います。
Amazon Kindleがあれば一台にもの凄い数の本を入れられますし、
海外から日本の本を買うこともできるので、長期滞在にはおすすめです。


以上、参考にしていただけたら幸いです。


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