争いとアンガーマネジメント

人はなぜ争うのか?争いをなくすにはどうすればよいのか?
誰もが一度は思うその疑問に答える『争わない学』

今回は争いの中でも、国と国の戦争から一人の人間が抱える内面の葛藤まで、
あらゆるレベルの争いとアンガーマネジメントの関係について考えてみたいと思います。

人と人が争うとき、そこにはお互いの怒りの感情のぶつかり合いがあります。

人間が怒る理由は自分たちが信じる「べき」が裏切られたとき。

●国同士・集団同士の戦争・紛争
●個人と個人の喧嘩
●一人の人が内面に抱える葛藤
などの争いも、
「あの土地は自分たちのものであるべき」
「約束やマナーは守るべき」
「自分に与えられた責任は果たすべき」
といった「べき」のぶつかり合いです。

でも怒りの原因は相手ではなく自分自身。

きっかけは相手の行動や言動であっても、
それに対して勝手に怒りを感じているのはあくまで自分です。

怒りの感情は第二次感情と言われ、その裏には
●不安だ
●苦しい
●寂しい
●つらい
といった第一次感情が隠れいていて、
怒っている人は本当はその裏の感情を理解して欲しいと思っています。

アンガーマネジメントでは自分に怒りを生じさせている「べき」に対して、
●「アンガーログ」をつけることで自分の怒りの傾向やパターンを理解する
●「べきログ」をつけることで自分を怒らせる信念を特定する
●「トリガーログ」をつけることで自分が起こるきっかけとなる引き金を見つける
などの方法で怒りと上手に付き合うための方法を提案しています。

アンガーマネジメントは個人の怒りの感情のコントロールですが、
争いが起こったとき、悩んでいるとき、
どんな「べき」がぶつかり合っているのかを客観的に分析する冷静さがあれば、
争いを避けることが可能です。


<参考文献>

アンガーマネジメント実践講座(安藤俊介)


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