HSPと焦燥感の対処法

HSPの人はなぜか常に、

「自分はこのままではいけない」

「あれもこれもやらなければ」

という強い焦りの気持ちを感じて生きている人が多いと思います。

もちろん、仕事など本当にやらないといけないことはあるのですが、
冷静に考えると自分が感じているほどの急用でもなく、
また仕事などの相手にとってもそんなに急いでるわけでもないことも多いです。

それよりもこの焦りの感情のせいで休むべき時もリラックスできず、
疲労を回復できないので、
常に疲労感と焦燥感を抱えながら過ごすという状況にはまってしまいがちです。

焦燥感をリセットする一番の方法は、
●山や海などの自然
●自然に囲まれた露天風呂
●日本庭園や歴史的な街並み・建物など
といった非日常の落ち着いた場所でじっくり自分の内面と向き合うことで、
私の場合は年に1~2回、京都の龍安寺に行って石庭を眺めながら気持ちの棚卸しをしています。
 

龍安寺の石庭


龍安寺は、自分にないものを求め続けるのではなく、今の自分にあるものに満足するという
「吾唯足るを知る」という言葉でも有名で、
HSPの私にとって一番心が落ち着く場所です。

でも、ふだんの生活の中でそういった場所に出かけるのもなかなか難しいですよね。

そんなときは認知行動療法の「歪んだ考えの日常記録」が一番効果的です。

この方法では一日の最後に、その日にあった嫌な出来事と、
そのとき自分の中に浮かんだネガティブな感情と思考を書き出します。

その後、そのネガティブな思考に対して、
以下の10個の典型的な認知(物事の受け止め方)の歪みのパターンを当てはめてみて、
自分の捉え方の問題点を客観的に分析します。

1.全か無か思考
2.一般化のしすぎ
3.心のフィルター
4.マイナス化思考
5.結論の飛躍(a. 心の読みすぎ、b. 先読みの誤り)
6.拡大解釈と過小評価
7.感情的決めつけ
8.すべき思考
9.レッテル貼り
10.個人化

これをすると自分の焦りの原因を客観的に分析できて、
とても気持ちが楽になるのでぜひやってみてください。

私の経験では、自分の焦りやネガティブ思考のほとんどが、
●すべき思考:何かやろうとするときに「~すべき」「~すべきでない」と考えること、
●心の読み過ぎ:ある人が自分に悪く反応したと早合点してしまうこと、
●心のフィルター:たった一つのよくないことにこだわって現実を観る目が暗くなってしまう、
のどれか、または複数に当てはまることがわかります。

それがわかると焦りの気持ちを感じたときに
「ああ、またあれか」
と客観視できるようになりますし、
自分と向き合うための有効な方法を持っていると、
ネガティブ思考に捉われたときに、それが悪化する前に自分で対処することができます。

HSPの人で常に焦りの気持ちを抱えて落ち着かないという人は、
よかったら試してみてください。

認知行動療法は「読書療法」とも呼ばれている以下の本がすごくおすすめです。


いやな気分よ、さようなら(コンパクト版)


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